ロンドン商品取引所

コーヒーはロンドン商品取引所やニューヨーク商品取引所などで、商品先物取引の主要銘柄として取引が行われ、その取引金額は一次産品としては石油に次いで大きいと言われている。

日本でも東京穀物商品取引所でアラビカコーヒーとロブスタコーヒーが上場されている。

アラビカコーヒーとロブスタコーヒーは品種が違うため、価格もかなり違う。

そのため、両商品の価格差の拡大または縮小を予測してストラドル取引が行なわれる場合もある。

しかし、その一方でコーヒーは、消費国と生産国との経済格差を生む南北問題の一因となっていることも指摘されている。

コーヒー生産地諸国では主にプランテーションによりコーヒー栽培が行われている。

ブラジルなどではかつてコーヒー・プランテーションの労働力は主に黒人奴隷であった。

奴隷制廃止後は主に移民労働者によって行われている。

労働集約型の作業がほとんどであることにこれらの背景が加わって、労働環境の悪さが指摘されており、実際に生産者が受ける収益がきわめて少ないことは国際的にも問題視されている。

1970年代以降、この問題の解決を目指してフェアトレード運動が活発になりつつある。
update:2010年02月27日